この検定について
「AIに使われる子どもではなく、AIを使いこなし、その土台を理解して守れる子を育てる」
AIがコードを書く時代になり、覚えた知識やコーディングの希少性は下がっていきます。そこでこの検定は、これからの時代にも価値が続く「durable(長く役立つ)な力」を、次の2本の柱でとらえます。
AIを賢く・安全に使い、本物を見抜く力
AIの限界を知り、情報の真偽を確かめ、安全に使いこなす「使う側・判断側」の力。
AIに作らせたものを、動かし・つなぎ・守る力
ネットワークやパソコンの仕組みを理解し、安全に動かし続ける「基盤側」の力。
うちの子はどれを受ける?
4つは別々の検定です。興味に近いものから選んで、受験画面へ進んでください。級の雰囲気は、下の見本問題でも確認できます。
5級の見本問題
本番と同じく、選択肢から選びます。これは紹介用の見本で、本試験の問題そのものではありません。正解を選ぶと、かんたんな解説が出ます。
AIに歴史の年号を聞いたら、とても自信ありげに答えが返ってきました。いちばんよい行動はどれですか。
AIは、正しそうに見える答えを出すことがあります。大切なことは、別の資料でも確かめてから使うことです。
新しいゲームに登録するとき、入れてよいものはどれですか。
名前・学校・住所・電話番号は、知らない相手に渡さないのが基本です。だれのものか分からない呼び名だけにします。
パソコンのそばに置かない方がよいものはどれですか。
飲み物がこぼれると、機械が壊れることがあります。説明書やマウス、キーボードは使うためのものです。
知らない店の「無料Wi-Fi」で、やってはいけないことはどれですか。
知らない無料Wi-Fiでは、パスワードや名前を入れる画面をうのみにしないことが大切です。分からなければつながず、おうちの人に相談します。
見本は紹介用です。本番の問題とは異なります。5級は各領域3問・計15問、制限時間15分です。
4つのトラック
「使う力」と「つなぐ・守る基盤力」を、4つの検定トラックでカバーします。それぞれが独立した検定で、お子さんの興味に合わせて選べます。
AI活用検定
AIの基礎理解から、限界の見きわめ、プロンプトでの活用、そして「AIを安全に使う」までをはかります。
提供中情報リテラシー検定
個人情報・プライバシー、情報の真偽の読み解き、ネットのマナーとルール・著作権、トラブル対処など、ネット社会をかしこく安全に生きる力をはかります。
提供中デジタル基盤検定(PC・Linux)
ハードウェアの基礎、自作・組立・再生、OSやLinuxの基礎、中古PCを安全に使う力など。PCバンク(中古PC無償提供)と直結したトラックです。
提供中ネットワーク検定
インターネットの仕組み、家庭のLAN・Wi-Fi、IPアドレスやDNS、つながらない時の切り分け、そしてネットワークの安全をはかります。
提供中級のしくみ(5級〜1級)
級は内容の難易度を表します。英検・漢検と同じで、数字が大きいほどやさしい入門級です。学年は受験の条件ではありません。
※ 現在5級・4級を公開しています。3級・2級・1級は準備中(順次公開)です。
※ 5級・4級はどちらからでも受験できます。3級以上は、ひとつ下の級に合格した「合格番号」が必要です(飛び級はありません)。
※ 認定の有効期間は2年です。上位級に合格すると、下の級の認定も自動で更新されるため、上を目指して学び続けるかぎり期限切れになりません。
この検定の特色
「使う力」+「守る・つなぐ基盤力」をはかる
プログラミングの暗記ではなく、AIを判断しながら使う力と、それを支える仕組みを理解する力に焦点をあてています。場面や活用を問う出題が中心です。
「安全」と「モラル」に合格の基準を設けています
安全に関わる領域(AIの安全な使い方・個人情報・ネットワークの安全・ネットのマナーと思いやり)には最低基準を設けています。総合点が足りていても、これらの領域が基準に届かないと合格になりません。とくに情報リテラシー検定では「ネットのモラル」を落とすと合格にしません——医師の国家試験で、患者を危険にさらす選択をすると合格にならない「禁忌(きんき)」と同じ考え方です。「使えるけれど、人として大切な一線を越えてしまう」ことを防ぐための設計です。
PCバンク(中古PC無償提供)と連動
「ゆずり受けた中古PCを安全につなぐ」「Wi-Fiにつなぐ前にやること」など、デジタルこどもBASEの活動とつながった、実際に役立つ場面を出題に取り入れています。
受験の流れ
受付
検定と級を選び、お名前・学年を入力して受験番号を発行します。
試験
1問ずつ表示。すべて選択肢式で、制限時間になると自動で終了します。
採点
その場で自動採点。合否・領域別の結果・安全領域の判定が出ます。
成績通知
受験番号・級・得点・合否・領域別結果を表示(印刷もできます)。
認定証
各級に合格すると、合格した検定名・級・認定番号・有効期限を記した認定証を発行します。下が実際の認定証の見本です(A4縦・印刷してお渡しできます)。
- 発行主体
- 特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
- 認定番号
- CN-YYYYMMDD-#### 形式(合格者ごとに発行)
- 準拠規程
- 認定検定規程 第1版(2026年制定)
- 有効期間
- 認定日から2年(上位級に合格すると更新されます)
- 照合方法
- 認定番号の照合ページで発行を確認できます
合格すると、進学・就職の場面でこう使えます
合格すると認定証と認定番号が発行され、就職活動の履歴書や、高校・大学入試(推薦型・総合型選抜など)の願書・活動報告書の「資格・検定」欄に記載できます。さらに、次のような場面で具体的に活かせます。
- 面接・志望理由書でアピールできる:「AIを学び、◯級に合格した」という具体的な実績として、関心の高さと努力を自分の言葉で語れます。
- 「安全に使いこなせる」ことを証明できる:本検定は安全領域に合格基準を設けているため、“ただ使える”ではなく“安全に使いこなせる”ことを第三者の基準で示せます。
- 実力を「級」で客観的に示せる:5〜1級のものさしで、今の到達度をはっきり伝えられます。
- 強みと次の課題が具体的にわかる:領域別の成績通知で、得意分野と次に伸ばすところが見え、学習計画に活かせます。
記載例:2026年6月 特定非営利活動法人デジタルこどもBASE 認定
AI活用検定 3級 合格(認定番号 CN-20260619-0022)
※ 民間検定です。記載の可否や評価は提出先の規定・判断により、合格が進学・就職の合否を保証するものではありません。
受験のしかた・ルール
| 対象 | 年齢・学年の制限はありません。小学生が上の級を受けても大丈夫です。 |
|---|---|
| 受験のしかた | すべて選択肢式・オンライン受験。終わるとその場で成績がわかります。 |
| 受験の順番 | 5級・4級はどちらからでも受験できます。3級以上は、ひとつ下の級の「合格番号」が必要です(飛び級なし)。 |
| 問題数・時間 | 5級:15問・15分/4級:25問・30分/3級以上:30問・30分 |
| 合格ライン | 5級〜3級70%・2級72%・1級75%。安全に関わる領域には別途60%の最低基準があります。 |
| 合格の基準 | 総合点に加えて、安全に関わる領域に最低基準があります(安全の領域が届かないと不合格)。 |
| 個人情報 | お名前・学年などの入力は受験システム側で扱います。この紹介ページでは個人情報を集めません。 |
受験料
受験料は以下のとおりです(変更となる場合があります)。
| 級 | 難易度(めやす) | 個人 | 団体(10名〜) |
|---|---|---|---|
| 5級 | 入門(はじめて学ぶ人) | 1,500円 | 1,200円 |
| 4級 | 基礎(基本をひととおり) | 2,000円 | 1,600円 |
| 3級 | 標準(日常で使いこなす・準備中) | 2,500円 | 2,000円 |
| 2級 | 応用(より深い理解・準備中) | 3,500円 | 2,800円 |
| 1級 | 実務・プロ(準備中) | 7,000円〜 | 個別 |
※ 同じ級を受け直す場合の再受験料も同額です。
※ 自習用に、領域別の対策問題・模試・受験がセットになった「対策パック」もご用意しています(例:4級 4,800円/3級 5,800円)。講師といっしょに学びたい方は、下の「トレーニングコース」をご覧ください。
トレーニングコース(講師つき対策講座)
ひとりで学べる無料コンテンツ(こども学びラボ・こどもITラボ・スキルアップ道場など)に加えて、講師といっしょに検定合格をめざす「トレーニングコース」をご用意します。オンラインと教室(東京都大田区・デジタルこどもBASE)のどちらでも受講できます。各トラック×級ごとの開講です(例:AI活用検定 5級対策コース)。
| コース | 形式 | 回数・定員 | 料金(公式テキスト込み) |
|---|---|---|---|
| 検定対策コース | オンライン(グループ) | 90分×4回・4〜8名 | 19,800円 |
| 検定対策コース | 教室(グループ・PC貸与つき) | 90分×4回・4〜8名 | 29,800円 |
| 個別指導 | オンライン(1対1) 現役ITエンジニア歴25年以上のプロ講師が直接指導 | 60分×4回 | 44,000円 |
| 公式テキスト | 冊子またはPDF(単体購入) | — | 2,750円 |
※ 入会金はありません。かかる費用は上記の料金のみです。
※ 内容・料金・開講時期は検討中のもので、変更となる場合があります。開講のご案内はお知らせでお伝えします。
※ コース修了時に、対象の級をそのまま受験できます(受験料はコース料金に含みます)。
- 地域イベントなどで無料体験講座を随時開催します(通常有料の講座を無料で体験できます)
- PCバンク受給家庭・就学援助世帯のお子さんは無料または半額(検定の減免と同じ基準)
- 無料体験イベントに参加した方は、はじめてのコースを割引
- 前の級に合格した方は、次の級のコースを割引
- きょうだい割・団体割があります(学校・教室・子ども支援団体、10名〜)
- 企業・団体のご寄付による無料受講枠(スポンサー枠)を設けることがあります
よくあるご質問
発行主体・検定要項
特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
- 発行主体
- 特定非営利活動法人デジタルこどもBASE
- 所在地
- 東京都大田区中央3-3-3
- 検定の種別
- 民間検定(国家資格・公的資格ではありません)
- 評価の範囲
- AIの活用・情報リテラシー・ネットワーク等の基礎理解と、安全に使う力
- 認定番号
- CN-YYYYMMDD-#### 形式(合格者ごとに発行)
- 準拠規程
- 認定検定規程 第1版(2026年制定)
- 認定の有効期間
- 認定日から2年(上位級の合格により下位級も更新)
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